2012.3.4
「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー賞を中国人建築家・ワン・シュー(代表作は蘇州大学文正学院図書館、上海万博寧波滕頭ケース館など。)が受賞しました。
このプリツカー賞は、かの有名アメリカのホテルチェーン・ハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団 (The Hyatt Foundation) から建築士に対して授与される賞で、日本人では過去に、丹下健三・槇文彦・安藤忠雄などの名建築家が受賞しています。
最近では金沢21世紀美術館などを手掛けた妹島和世・西沢立衛 (SANAA)が2010年に同賞を受賞しています。
【金沢21世紀美術館】
今回のワン・シューの受賞、中国人では初の快挙とのこと。
建築においても近年の中国、とくに香港の発展は目覚ましいものがあり、訪れる度に新しい高層ビルが増えています。
耐久性などの問題もあるようですが、ともあれ、この前向きなパワーとバイタリティは見習いたいものです。
今回の受賞を機に、一層中国の建築物に注目が集まると思いますので、デザイン性や話題性以上に、構造や質が一層向上していくことを期待します。
terajima
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