2011年のヒット商品

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2011.12.4

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今年も残すところあと1か月。
師走の忙しさも手伝って、なんだか日々そわそわと落ち着かない毎日を過ごしています。
そんな中、メディアでは「ブレイクした芸能人」「流行語大賞」など、一年を振り返る話題が目につきます。

少し前の「日経トレンディ」では、恒例の『2011年ヒット商品ベスト30』が発表されました。
上位の商品はこちら。

１位　スマートフォン
２位　Facebook
３位　”節電”扇風機

1位のスマートフォン、首都圏では特に爆発的に売れたそうで、確かに街中で見かける携帯電話もスマートフォンの比率が高くなったように感じます。
ヒットの最大の要因は国内メーカーから、従来の国内向け携帯電話（通称：ガラパゴス携帯）の便利機能①おサイフ②ワンセグ③赤外線通信の機能を搭載したモデルが登場したことなのだそう。
こうした機能を活用していたユーザーも、不便を感じることなく移行できたというわけです。
従来の携帯のプッシュボタンからタッチパネルの直感的な操作性の変化に戸惑う声も聞かれますが、これからの携帯の主流がスマートフォンになっていくことは間違いないようです。

創始者のサクセスストーリーを題材にした映画も大ヒットした２位のFacebookと、「節電特需」に沸いた３位の扇風機は、どちらも3月の震災の影響が色濃く出た、2011年を象徴するものです。
扇風機は日本中で節電意識が高まったことに起因し、Facebookは震災により、人とのつながりを今一度確認したいという心理と、有事の際の連絡ツールとして、twitterと並び非常に有効であったことで、今年日本でも利用者が激増したとの分析でした。

こうしてみると、売れる商品=消費の動向には、世相が色濃く反映されるものなのですね。
特に節電に関しては、一過性のものとせずに、継続して意識していきたいものです。

terajima

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