中庭に植栽を。

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2011.7.25

▼テラジマアーキテクツ・寺島茂建築設計事務所ホームページ▼

「庭つき一戸建て」。
昔はさして珍しくもなかった住宅の形態も、今や誰もが憧れるものとなりました。
とかく都市部では土地の価格が非常に高いので、庭のある家を建てることはなかなか難しいのが現状です。
しかし、広いスペースはなくとも、やはり緑はほしい！とのご要望は弊社でも少なくありません。

昔から日本では、庭園や盆栽など目で楽しむ植栽や、垣根に植物を利用したりと、家と植物は密接に関わりあってきました。
植栽を通り過ぎて入る風は涼しいですし、夏の強すぎる日差しも遮ってくれるなど、家の周囲に植栽を植えることはなかなか理にかなっています。
さらに緑があるとモダンで直線的な家の印象も和らぎますし、ふとした時に季節を感じられたりと、生活を彩ってくれますね。
しかし、いざ植栽を植えるにはどこに植えたらよいのか。
限られたスペースの中でここ！と決めるのはなかなか大変です。

そこで弊社で多くご提案させて頂いているのが【中庭】を設けて植栽を植えること。
この中庭がなかなか優れもので、まず光が入るので建物内が明るくなります。
中庭側に開口部を設ければ、風通しも良くなり快適です。
また周囲が建物で囲まれますので、プライバシーが守られ、防犯にも優れています。
そこに植栽を入れ、部屋から眺められる設計にすれば、非常に存在感のある素敵なお庭になることでしょう。
中庭に植栽を入れる場合、光や風が良く入るように、植物を入れすぎないことが肝心です。
背の高い広葉樹を一本入れるだけでも素敵です。
この中庭、ご提案した時にはあまりピンと来なくても、見学会等で実際の物件をご覧頂くと非常に気に入って頂けるケースが多いのです。

今月末に開催を予定しておりますOB訪問見学会でご覧いただけるお宅も、まさにこの中庭が見どころのひとつです。
是非中庭の心地よさ、植栽の癒しをご体感頂きたいと思います。

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terajima

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