2011.6.27
小笠原諸島をはじめ、日本の名所が世界遺産として登録されたとの報道。
沈みがちだった日本に、久しぶりに明るいニュースが舞い込んできて、ほっと致しました。
この世界遺産とは、国際連合の組織であるUNESCO(国際連合教育科学文化機関)が『人類共通の宝』として認定している文化財や自然環境です。
(※以下は社団法人日本ユネスコ協会連盟 ホームページより引用)
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世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重なたからものです。
世界遺産にはさまざまな国や地域に住む人びとが誇る文化財や自然環境などがあります。
なかには人類の残酷な歴史を刻むもの、また戦争や自然災害、環境汚染などにより危機にさらされているものも含まれています。
それらは国際協力を通じた保護のもと、国境を越え今日に生きる世界のすべての人びとが共有し、次の世代に受け継いでいくべきものです。
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日本にはこれで原爆ドームや厳島神社などの文化遺産が12箇所、屋久島や白神山地などの自然遺産が4箇所の計16箇所が世界遺産に登録されました。
世界遺産に登録されると知名度も格段に上がるため、観光客が増え、その地域が潤う・・・というイメージを持ってしまいがちです。
確かに一度訪れてみたいと思いますが、あくまでこの認定は『未来永劫守ってゆく』ためのもの。
とくに自然遺産については、逆に人の立ち入りが厳しく制限されてしまうこともあります。
海外へも簡単に出られるようになった現代では、固有の自然を守るための一定の決まりがどうしても必要なのですね。
この登録が貴重な文化財や自然を、ありのままの形で残していく良い指針になればと思います。
terajima
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