2011.5.25
弊社もかねてより取り組んでいる「自立型循環住宅」。
いわゆるエコ住宅について、興味深い記事を読みました。
震災後、「自立型循環住宅」がどのように役だったかというものです。
今回の記事は液状化現象が多発した浦安市でのことです。
浦安市では3月12日に電気が復旧し、一週間後に上水道が反復旧したが都市ガスは復旧がかなり遅れたといいます。
この住宅では水道の復旧時に、太陽熱温水器を利用しお風呂に入れるようになったそう。また、2階ベランダには雨水貯留タンクがあり洗濯などの生活用水として利用を行った。
水は水道復旧まで配給に頼っており、かなり貴重なものであったといいます。
電力に関しては屋根に風力発電装置と太陽光パネルが設置され日中の電力を生み出したそうです。
他にも日射熱の軽減に開口部の西日よけにすだれをかけたり、熱気が抜けやすいように階段室を吹き抜けにしたり、塀にスリットを設けて風の抜け道をつくるなどして電気の消費量を極力おさえる工夫があるといいます。
こうした工夫で電力が無い中でも自然の力で快適に過ごすことが出来るのが「自立型循環住宅」です。
私たちにとっても電気の消費量が押さえることができれば節約にもなりますし環境にもやさしい。
さらに今回のような事態でも快適に暮らすお手伝いをしてくれます。
この「自立循環住宅」がみなさまのより身近なものになることを願います。
terajima
◆◆◆◆
▼『SE構法・重量木骨の家 経営者ブログ』建築家・寺島茂ブログはこちら▼
▼お問合せ・ご来社予約・見学会お申込みなどはこちらから▼
info@terajima.co.jp
▼【開拓者たち】予告編▼
▼【開拓者たち】メイキングの様子▼
▼【開拓者たち】DVD & 【Design Gallery(建築家作品集)】 CD のセットはこちらから▼
▼テラジマアーキテクツ・最新イベント情報はこちら▼
▼テラジマアーキテクツ・作品集▼
▼「長期優良住宅」が標準仕様です▼