2010.10.28
26歳、どんなことをしていましたか?
突然こう訊ねられてすっと思い当たりますでしょうか。
実はある世界に於いて、26歳で決定的な転換期を迎え、その世界を制している人たちがいます。それは、いわずもがな、お笑い界のトップ・とんねるずとダウンタウン。
…と、こんな書き出しで始まるのが、お笑い芸人「博多華丸・大吉」大吉氏(児玉清の真似をする方、ではない方です)による執筆活動の処女作、『年齢学序説』という本です。
いろんなジャンルの著名人の人生の転機を、それぞれ26才だったり、31才だったり、55才だったりで共通点を見つけて興味深く説く内容です。
なんとも面白そうではありませんか?なかなか面白かったです。
とはいってもやはりそこは芸人の書く本、この自称学問そのものに信憑性や目から鱗の発見があるとかそういうことではなく、おもしろいところは他に在ります。
まぁそれは読んでからのお楽しみではありますが…
元来僕はこのような本は読まないのですが、なぜか今年の誕生日に父親から贈られました。
普段の読書は、高村薫とか高杉良とかの2〜3ページ読むと眠くなってしまいそうな堅く、難い小説に始まり、藤沢周平の時代劇ものを読破してしまうような、きっちり路線をぶれない父親。
当然このような本は読まないはずですから、まあおそらく帯に書いてあった26歳云々のキャッチコピーに咄嗟に反応し、息子の年齢になぞらえて、中身も読まずに贈ってくれたのかと想像がつきます。
父親から、特に人生についてああだこうだ言われたことはありませんが、本を送ることで「おまえも26なんだから頑張れよ」的なメッセージを送りたかったのではないかと。
そんな父親にひっそりと感謝します。どうもありがとう!
…26は去年で、今年27なんだけど…とかいう無粋なことは心の中にしまって、鍵をかけて。(当然26の僕は特に何もしていません)
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