2010.5.10
早いもので5月も10日を過ぎ、GWが遠い過去のような気がします。
私事ですがGWに青森へ行ってきました。用事は初日で終わらせたので、2日目の新幹線までの時間つぶしに、十和田市現代美術館で現代アートを鑑賞。しかし僕は別にアートに格別の関心があるわけでも、造詣があるわけでもないので、やっぱりさっぱりでした。
仕方ない、こんな時はあの言葉を思い出すしか救いの手はありません。それぞれの展示室に入る度に、頭の中で響く言葉は、ただ一つ。
『Don’t think , feel』(タイトルのDTFは、これを勝手に略しました)
あれです、截拳道(ジークンドー)の達人ブルース・リーのお言葉です。この言葉を唱えただけで「何かを感じた」気になるからいいもんです。
この言葉意外と便利なので、何か分からないことがあればとりあえず唱えてみましょう。
ただ企画展の『草間彌生展』はなかなか刺激的でした。
まぁメインのモチーフが水玉ですからね。ドット好きなら分からなくもないと思います。(たしかauのデザインプロジェクト『iida』という携帯シリーズでもコラボしていたような。。あのプロジェクトどうなったんでしょうか。)
驚いたのは、草間氏が幼少のころに鉛筆で書いたお母上の肖像画のデッサン。普通に上手に描けているのに、それを覆い尽くすようなドットが紙いっぱいに所狭しと描かれていました。
皆様のお子様が急にドットを大量に描きだしても、訝しまないでください。それはもはやアートの始まりなのですから。
これは美術館の外観です。明らかに建築家が手掛けたであろうことが伺えます。どっかで見たことあるなと思っていたら、先日ちょうどテレビで見ていました。
手掛けた建築家は西沢立衛氏。この建物は、弘前大学教授が指名した西沢立衛氏、藤本壮介氏などの名だたる建築家5名によるコンペで、氏が見事勝ち取って生まれました。
しかも西沢氏は、著名な建築家妹島和世氏とともに、なんとあのルーヴル美術館・別館の為のコンペで優秀賞を獲得しています。同じ日本人として誇らしくて身震いしますね。
しかも青森はちょうど桜が満開!美術館前の「官庁街通り」は『日本の百道(?)』か何かに選ばれるほどの桜の名所だそうです。今年は代々木公園であまり心に響かなかった桜を見ただけでしたので、得したような、お口直しができたような、とにかく大満足でした。
美しい花を見て、美しいと思って、心が和む。今のところ僕にはこの感性で胸いっぱいです。
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