お引き渡し　【多摩市　Ｉ邸】

新着情報

2009.10.25

先日、引き渡しさせて頂きました。御契約頂いたのが昨年の１１月末ですから、丁度最初のご来社から１年の月日が経ちました。

お施主様は、弊社の提案にも大変積極的に採用頂きご決断も大変早く、その中で弊社設計の山下もあらゆる提案をさせて頂き、今までの弊社の施工物件にはなかった味わいが随所に散りばめられております。
　
　毎回思いますが、この引き渡しの瞬間は何とも言えない気持ちになります。よく設計士の方々からお聞きした話で、お家のお引き渡しは娘を嫁に出す心境と同じだとお聞きしたことがあります。
確かにしっかり化粧をして人様の前にお出ししても恥ずかしくないように、私どもは手を施します。

　もちろんお施主様と約１年間のお打ち合わせを重ねさせて頂きながらお引き渡しを迎えることになりますが、その完成した顔を出すまでには、数多くの人が携わってきているのです。きっと嫁に出る娘さんもそんな感じでしょうか。。

引き渡しの当日に、開口１番にお施主様にお聞きしてみました。
「完成してみて如何ですか？」
その質問に対してお施主様は一言、

「思っていた以上に良い出来です。」

シンプルなご感想でありますが、お施主様の表情から、私は安心と共に、この仕事に携わる醍醐味を感じました。
　
お引き渡しの時点では、住宅はまだ「完成」ではないのかもしれません。もちろん物理的には完成ですが、これから実際にお施主様が住まわれて、年月を経ることで生まれる新しい思い出と住み心地があってこそ、本当の意味での完成ではないかと考えます。

I様、改めてお引き渡しおめでとうございます。また今後もOB訪問や撮影など色々とお邪魔させて頂くかと思いますが長いお付き合い宜しくお願いします。