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2014.10.7

自由学園 明日館

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昨日のブログでご紹介しました、耐震住宅100%キャンペーンの決起集会の会場となった「自由学園 明日館」。
かの巨匠、フランク・ロイド・ライトの設計であることは、ご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。

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以下自由学園ホームページより抜粋—–
自由学園明日館(みょうにちかん)は、1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。
空間を連続させて一体構造とする設計は、枠組壁式構法(2×4構法)の先駆けとの見方もあります。木造で漆喰塗の建物は、中央棟を中心に、左右に伸びた東教室棟、西教室棟を厳密なシンメトリーに配しており、ライトの第一期黄金時代の作風にみられる、高さを抑えた、地を這うような佇まいを特徴としています。プレイリースタイル(草原様式)と呼ばれるそれは、彼の出身地・ウィスコンシンの大草原から着想を得たもので、池袋の界隈に開放的な空間を演出しています。道路を隔てた南西には、272人収容できる遠藤新設計の講堂がならび、重要文化財・自由学園明日館は構成されています。
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この貴重な建築を、集会の合間にゆっくりと見学させていただきましたので、写真でご紹介いたします。

モダンな様式のファサード。
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外灯の造作にも手が込んでいます。
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歴史を感じるドアノブ。これぞ本当のエイジングですね。
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学校であった名残の、黒板や物置。写真には写っていませんが、椅子もすべて造作という贅沢な空間です!
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ステンドグラスのようなスリット窓。
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どこを見ても丁寧な意匠に感動致しました。
こちらは一般の方も見学できるそうなので、気持ちの良い今の季節に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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