2014.10.6
先日、SE構法の供給元である株式会社NCNが主催する、「耐震住宅100％キャンペーン」の決起集会に参加して参りました。
この「耐震住宅100％」キャンペーンは、全国の消費者の方々に旧耐震住宅の危険性を知っていただくための活動で、今年7月から始まり、テラジマアーキテクツも参画しています。
会場は池袋に建つフランク・ロイド・ライト設計の「自由学園・明日館」。
(とっても素敵な建築ですので、明日改めてご紹介いたします。)
この日は多くのSE構法登録工務店の方が集まり、キャンペーンへの関心の高さが伺えました。
現在日本の住宅のうち、旧耐震住宅はおよそ1,250万戸。そのうち、木造戸建住宅は1,000万戸。
この旧耐震住宅に住んでいる方は、2,000万人とも言われており、仮に大地震が起こった場合、この住宅の約90％が、住宅の倒壊によって命を落とす可能性があるとのこと。
阪神淡路大震災の際には、多くの方が地震そのものではなく、家屋の倒壊といういわば二次災害により命を落とされたそうです。
言い換えれば、家の耐震化によって、多くの命が救えたということ。
この現状を多くの方に知って頂くため、さまざまな活動に取り組んでゆきます。
このキャンペーンが今後どんな展開をしていくのか、ぜひご注目下さい。
