2010.5.20
「MA」という工程です。先日確認した構成の画面に、いよいよナレーションが入ります!
お借りしたスタジオは、目黒区にある「Waver Sound」。(今回もまた迷ってしまい、迷惑をかけてしまいました。。)
ところで、僕たちは常に音に囲まれて生きています。感じたり意識しない小さな音から、不快に思う大きな音まで、様々なボリュームの音が常に周りに溢れています。そしてそれが当たり前の中で過ごしています。
しかし。
今回ナレーションを録る部屋(写真左上)は、全くの「無音空間」。
皆さんは全くの無音というものを体験したことがあるでしょうか。それはなんとも言えない感覚…語弊を恐れずに言うのなら、「気持ちの悪い」感覚です。手を叩いても響かないし、話声もいつもと違い、くぐもったような響きで聞こえてきます。
この部屋で、つまり全くの無音だと、人は絶対に眠れないそうです。でもそれも納得できるような、ほんとに不思議な感覚。
「Waver Sound」にあるこの無音部屋、ここを設計なさったのが、代表の河合氏(写真右下・右)です。最初の取材時よりテクニカルな面でカメラマンなどをサポートしてくれている方で、ダンディながらもなんかお茶目な一面もある兄貴的な存在!(ちなみに元・歌手!)
カメラマン曰く、「ものすごく鋭い聴力」をもち、いい音を表現する術を熟知している氏。実に頼もしいですね。
そしてこんな無音部屋にて今回のナレーションをして下さるのが竹内良太氏(写真右下・左)!
この方の声が、ほんとうに素晴らしい。とても芯のある渋いバリトンボイスに、僕も寺島も一発で聞き惚れました。まだまだお若く、CSのドラマや映画で日本語の吹き替えもやってらっしゃるそうです。
さて音入れ。
またしても編集の力に魅せられました。大げさかもしれませんが、このMAという作業にて、画竜点睛ここに見たり、といった感じです。
あと音楽もすごく大事な要素ですね。VTRがお化粧したような、そんな印象を受けます。
とまぁ僕だけ盛り上がってもアレなので、今回はここまでにしておきます(笑)
といっても後はプロのエンジニアの方々による最終的な微調整を経て、局に納品し、O.Aを待つばかりです。
なんかドキドキしますね。皆さんも是非ご覧ください!
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