「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

お客様の声

光と風と緑のある美しい暮らし

東京都 O様/2013年 お引渡し
ご家族:4人

O様邸は、賑やかな駅前の商店街を抜けた先の閑静な住宅街にあります。
モダンでありながらどことなく優しい雰囲気を感じるシンプルな外観に、手入れされた美しい植栽が彩りを添え、来客の目を和ませてくれます。

お引渡しから半年、初めての夏を迎えたばかりのO様邸にお伺いし、家づくりを振り返ってのお話をお聞かせいただきました。

大切にお手入れされた鮮やかな植栽が白壁に映える玄関前。

決め手は、センスも対応も信頼できる会社だと感じたこと。

家づくりのきっかけは、離れて暮らしていたご主人のお母様と東京で一緒に暮らしたいと考えたこと。息子さんが小学校に上がる時期をタイムリミッ卜と設定し、理想の家を実現できそうな土地を探すところから始めました。ご夫婦でじっくり時間をかけて探した結果、購入したのは周辺環境や交通の便が良く、正方形に近い、希望通りの土地。さて、今度はいい家を建ててくれる会社を探そう、と様々な会社を回られたそうです。

他社数社でデザインの提案を受けたものの、なかなかご納得のいくプランに出会えなかったO様。元々奥様は家づくりに関する雑誌を読んでおられ、テラジマアーキテクツのリゾー卜モダンのデザインを気に入っていたものの、何となく敷居が高いと感じ、実際に依頼するビルダーの候補には挙がっていなかったそうです。しかし「一生に一度の折角の家づくりの機会だから、試しに一度相談してみよう」とお考えになり、ご来社くださいました。

ご要望を元に弊社からご提案したプランは、中庭とそれを囲む大きなバルコ二ーが特徴の住まい。室内の隅々まで明るく開放的なプランとご希望通りのリゾー卜モダンのデザインを、O様は大変気に入ってくださいました。
そしてもうひとつの決め手となったのは、コンサルタン卜の知識の豊富さ。
「設計についての質問には、どの会社の営業さんにも『ちょっと設計士に確認します・・・』と言われることが多かったのですが、コンサルタン卜の原さんはどんな質問にもすぐに答えてくれました。意志の疎通もスムーズだし、信頼できると感じました」とご主人。

こうして、O様とテラジマアーキテクツの家づくりが始まりました。

タイルが印象的な、リゾートモダンのリビング。白いソファやグリーンが映えます。大きなバルコニーと中庭に面し、終日光と風がたっぷりと注ぎ込む、とても気持ちのいい空間です。

リビングダイニングの一角にある子ども室。お子様が大きくなったら、壁を天井まで伸ばしてひとつの部屋にするご予定とのこと。

建物を縦につなぐ階段を通じ、全ての階に光と風を行き渡らせます。

建築家のセンスを信じて「おまかせ」に。思い通りの家になりました!

設計のお打ち合わせを進める中で、O様が最も重視されたのは、光と風が十分に取り入れられること。そして都心の密集した住宅地でも安心して暮らせるプライバシーに配慮した住まいであることでした。

そこで建物の形状をコの字型とし、大きな開口部は内側に向くように設定することで、採光通風とプライバシーの確保を両立。更に、各階をつなぐ階段に光を落とすFIXの天窓を設けて、あらゆる角度から室内に光を導く工夫をしています。

家族が集まるリビングダイニングの一部にある子ども室には、壁を作らずに子どもの背丈ほどの低めの間仕切りを設けています。これはより開放感のある空間になるように、と建築家からご提案したもの。お子様を部屋に引きこもらせず、いつでもコミュニケーションが取れるようにすることも、奥様のご希望通りでした。
出来上がった大空間に「とにかく明るくて気持ちのいい家にしたかったので、満足してます!」と奥様。

また、デザインに関しても最初は明確なご希望をお持ちだったO様ですが、最終的にはほぼ建築家に「おまかせ」の状態に。
「実はリビングの一部にレンガのようなタイルを用いることを提案され、『最初は派手じゃないかな』と思ったんですが、建築家の深澤さんは私たちの好みをきちんと汲み取ってくれていると感じていましたし、信頼していましたので、お任せすることにしました。正解でしたよ。すごく気に入っています」とご主人は笑顔でおっしゃっていました。

中庭には美しい植物が並び、目を楽しませてくれます。その多くが、お母様が以前の住まいにいた頃から大切に育ててきたもの。

お母様の居室。藍染が美しい布使いと和家具がお洒落な和モダンの空間です。窓の外には縁側があり、中庭に面しています。

キッチンの作業スペースにはゆとりを持たせ、並んで家事が出来るように配慮しました。アイランドキッチンは奥様のお気に入り。ご友人が集まる時にはバーカウンターに早変わりし、キッチンを中心におしゃべりに花が咲くそうです。

家族が集まる、笑顔の絶えないリビングダイニング。ひと続きの大空間のため、キッチンに立つ間も元気に遊ぶお子様を見守ることができます。

家族の暮らしに沿って育つ家

新居で初めての夏を迎え、ご家族は思い思いに日々の暮らしを楽しんでいらっしゃるそうです。ご主人はこだわりのバスルームでの寛ぎの時間を毎日の楽しみに、そして奥様のお気に入りはアイランドキッチン。幼稚園に通う息子さんは秘密基地のような自分のお部屋でお絵かきをするのが大好きだとか。そしてO様邸にお邪魔して最も印象的だった美しい植栽の数々は、お母様が大切に育てていらっしゃるもの。お引渡し時には1本のシンボルツリーと最小限の植栽だった中庭は、写真の通り緑あふれる美しい空間に大変身していました。

「母は植物の手入れが大好きなんです。新居に移る以前は、東京に引っ越したらきっと狭い家に住むことになってしまう、大好きな植物の手入れができなくなってしまうのでは?と思っていたようですが、これだけ広々とした中庭とテラスを設けたことで、都心にいながら以前と変わらぬ美しい緑を楽しむことが出来て母はとても喜んでいます。」と奥様。続けてお母様も「縁側に腰かけて、その緑を眺めながらお茶を飲む時間が大好きなのよ。毎日そうしてるの」とニコニコ。窓の向こうに揺れる緑の力ーテンに、目を細めていらっしゃいました。

「これからも色々とやりたいことがあるんですよ」とご主人。ご家族のライフスタイルに添い、O様邸がこれからどのように形を変えていくのかお話を伺う横でお絵かきに熱心な息子さんを眺めながら、とても楽しみに感じました。

担当スタッフ紹介

コンサルタント:原

コンサルタント:原

設計:深澤

設計:深澤

施工管理:浦

施工管理:浦

設計担当より

中庭のテーマは「雑木林」。様々な植栽により、四季を通じて色々な表情で楽しませてくれると思います。これからもこの家、この庭を楽しんで暮らしていただけたらと思います。

loading