東京都豊島区 M様/2014年 お引渡し
家族構成:ご夫婦・お子様
都心の駅から歩いて5分、利便性抜群かつ閑静な住宅街という好環境に恵まれたM様邸。若いご夫婦と元気な男の子が暮らす邸宅です。
お引渡しから半年が過ぎた頃、家づくりのご感想をお伺いしたいという申し出にご快諾くださった上、なんとお食事にお招きくださったM様。すっかりお言葉に甘え、設計担当の吉川と広報スタッフ二名でお伺いさせていただきました。
気さくなM様ご夫婦は吉川とまるで友人のように仲良くしてくださっており、この日も食卓を囲んで大盛り上がり。楽しいひとときの中で、テラジマアーキテクツとの家づくりの思い出や、家づくり中の様々なエピソードなど、様々なお話をお聞かせいただきましたので、ご紹介いたします。
インタビューの様子。奥様の手料理をいただきながら、楽しいひとときを過ごさせていただきました。M様、ありがとうございました!
開放的なLDK。木のぬくもりのある質感が居心地の良い空間です。ご主人曰く、「居心地が良すぎて友人がなかなか帰らない!(笑)」のだとか。
二階天井まで伸びる、石貼りのアクセントウォール。無垢材を多用した柔らかい印象の空間に、上品で重厚感のある雰囲気をプラス。壁面の凹凸に間接照明が映えます。
元々社宅にお住まいだったM様。いずれはご自分の家を持つことをお考えでした。
お子様を転校させなくてすむよう、小学校に上がる前に住まいを決めたいと考えていたそうです。
ご実家近くの馴染みのあるエリアで土地探しを始めたところ、すぐに希望通りの土地に出会い即決。探し始めて2か月目のことでした。
建築会社はハウスメーカーを中心に検討されていたそうですが、奥様がインターネットで住宅画像を検索していた時に、偶然テラジマアーキテクツを発見。
「画像を気に入って主人に相談したら、最初は『いや、工務店では不安。大手のハウスメーカーが良い』と言っていましたが、『とりあえず一度見に行くだけ行ってみよう!』と誘い、テラジマさんの見学会に参加したんです」(奥様)
その後、プランのご提案を通じて、ご主人も納得してくださり、ご契約に至ったのだそう。
理想の暮らしのイメージやプランに対するご希望が明確だったM様にとって、ご提案の内容や実際の物件の様子、お施主様の暮らしぶりが会社選びの際の重要な判断基準でした。
他社とじっくり比較検討された結果、弊社を選んだ理由を伺うと、それぞれこのようにお話くださいました。
「プランが面白かった。テラジマさんはプランの修正の際、こちらの希望を盛り込みつつ、必ずひとひねりの工夫を加えて提案してくれました。会社の規模とパートナーとして信頼できるかどうかは別の話。担当の吉川さんはこちらの話を絶対に覚えていてきちんと対応してくれるし、要望を漏らさず盛り込んだ提案をくれたので、大丈夫だと思いました」(ご主人)
「一生に一度の家づくりなら、面白い方がいいじゃないですか。予算に応じて提案されるプランがだんだん小さくなっていく他社の提案より、テラジマさんのプランは修正の度に進化していて、面白かったです(笑)そしてOB訪問見学会で見た【世田谷区M様邸】が印象的でした。住まい自体も面白かったし、何よりお施主さんがご自分の家をとても愛している感じが伝わってきました」(奥様)
キッチン側からリビングダイニング、奥の多目的スペースをのぞむ。大きな窓から光がふりそそぐ、明るく心地の良い大空間です。
奥様お気に入りのスペース。翻訳を手掛ける奥様は、大の本好き。今後はお子様のプレイルームにする予定ですが、お子様が大きくなったら本棚を追加してライブラリスペースにされる予定なのだそう。
ライトアップされた夜のテラス。外からの視線も気にならない、家族のためだけの寛ぎの空間です。昼間はお子様の遊び場に。
M様邸は、無垢のフローリングと板張りの天井が温かみを感じさせる、優しい雰囲気のLDKが特徴。
元々は都会的なシンプルモダンのデザインを希望されていましたが、「モダンリビング」などの住宅雑誌や、海外のインテリア書籍などを参考に家づくりを進めるうちに段々と変化し、北欧テイストの雰囲気にまとまったのだそうです。
木の質感が心地よく、M様ご家族はもちろん、ご友人にも「自分の家より居心地がいい!」と言われるほど気に入っていただいているとか。
目を引く板張りの天井の他、リビングの吹抜け上部まで伸びている石貼りの壁、各所に施された美しい間接照明、閑静な環境を楽しめるプライベートなテラスなど、様々な要素が調和し上質な空間に仕上がっています。
吹抜け上の渡り廊下から大空間のLDKとテラスを見下ろせば、ダイナミックな空間の広がりを感じることができます。
また、吹抜け越しに互いの気配をそれとなく伝え、それぞれの居室で過ごす家族を繋ぎます。
リビングの一角に設けたテラスのようなスペースは、元々本好きな奥様のため「海外のインテリア雑誌に載っているライブラリースペースのようにしたい」と考えていましたが、現在はお気に入りのチェアを置いて、おしゃれな多目的スペースに。
家族がくつろぐ大空間を一望するキッチンからの眺めが、奥様にとっての一番のお気に入りなのだそうです。
現在のお住まいに「大満足」と嬉しいご感想をくださるM様。家づくり成功の秘訣は?との質問に、設計担当の吉川はM様との家づくりを振り返り、こう話します。
「設計とお客さんの間でお互いに言いたいことを言い合える関係が築けると、本当にいい家づくりができると思います。M様はこうしたい、というイメージをはっきりと伝えて下さったので、とても提案がしやすかった。お客さんの希望にこちらの提案が合致して、最終的に作りたいもの、目指す形がまとまると、設計としても『よし! やってやろう』と思いますしね。」
家づくりの間、M様は毎週末ショールームに足を運び、たくさんのカタログやサンプルを集めて様々な商品を研究されたそう。また、お打合せ後に毎回お渡しする図面をスキャンし、スマートフォンに入れて通勤中にじっくり読み込んだりと、お忙しい合間を縫って家づくりに大変積極的に取り組んでくださったのだそうです。
こうした徹底した準備のもと、お打合せで互いに遠慮なく要望や意見をきちんと交わしたことが、家づくり成功の秘訣であったようです。
この日も奥様の手料理を囲み、会話が弾むこと数時間。夕方に始まったインタビューでしたが、随分遅くまでお邪魔してしまいました。
竣工後もまるで友人のように私たちをお招きくださるお気持ちが何より嬉しく、私たちの何よりのモチベーションになります。
今後もM様にとって、気軽に声をかけていただける住まいの相談相手でありつづけられるよう、一層精進してまいりたいと思います。
M様、この度は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。
またお目にかかれる日を楽しみにしております。
コンサルタント:原
現場監督:松井
OB見学会のご参加から御自宅の完成まで、一年半の月日が大変早く感じます。
家づくりに対しても色々と勉強されており、いつもお打合せは笑い声が絶えない楽しい時間だったのが印象的です。