「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

お客様の声

CUBE in CUBE

東京都品川区 T様/2015年 お引渡し
家族構成:ご夫妻・子ども2人

人気のターミナル駅から近いにも関わらず、落ち着いた住環境が魅力のT様邸。角地かつ真四角の形状の土地ですが、近隣は住宅街で人通りもあるということから、プライバシーを守りつつ開放性を確保することが課題でした。
そこでご提案したのは、敷地中央の中庭を囲むロの字型のプラン。四角い建物の中に四角い中庭をおさめた、タイトル通り「CUBE in CUBE」な構成とし、各フロアに光と風を充分に届けることができるようにしました。

施主であるT様は、かつて住宅建築に携わっていたという「家づくりのプロ」。プロならではのこだわりが随所に盛り込まれた仕上がりで、まさに玄人好みともいえる作品。
そんなT様ならではの家づくりエピソードを伺ってまいりましたので、ご紹介いたします。

細かい要望にも応えてくれる自由度の高さと対応力。

Q.家づくりのきっかけを教えてください。

昔、注文住宅の建築に関わる仕事をしていたことがあったので、いつかは家を建てようと思っていました。
元は近隣のエリアで賃貸マンションに住んでいて、このエリアに住み続けたいと考えていましたので、希望する条件の家が建てられるような土地をずっと探していたんです。土地探しに費やしたのは、3年くらい。時間はかかりましたが希望する広さの土地を購入することができたので、家づくりを始めることにしました。

Q.テラジマアーキテクツを選んだ理由は?

テラジマアーキテクツのことは、ある雑誌を見て知りました。ちょうど完成現場見学会を開催するというので、参加したのが最初の訪問です。
プランニングは3社に依頼したのですが、テラジマアーキテクツはデザインも気に入ったし、僕はとにかく自由に建てたかったので、そんな要望にもきちんと対応してもらえそうだな、と感じました。
職業柄、細部の施工がきちんとされているかもとても気になるのですが、実際見学会で見た家は職人さんの仕事ぶりも丁寧でよかったですしね。

Q.ありがとうございます。実際に施工が始まってからのことを教えてください。 「細かい要望に対応してくれそう」というT様のご期待に応えることは出来ましたか?

設計の山田さんと現場監督の松井さんは本当によくやってくれましたね。僕は普通の人が言わないような細かい要望を色々出していたけど、全部対応してくれました。
思った通りに作っていただいて、満足しております。

普通は着工前に全て決めてから施工に入るけど、工事を進めながら少しずつ仕様を決めていけるところは、テラジマさんのいいところですね。

Q.完成したお住まいの住み心地はいかがですか?

住み心地はいいですよ。以前の住まいより広くなったので、掃除は大変ですけどね(笑)
2階で全て家事動線が完結するようにお願いして造ってもらったので、マンションの時と比較して不便はありません。

家族はリビング横の和室が気に入っていて、そこで食事を取ったり、テレビを見たり。子どもたちは勉強もここでしていることが多いです。
僕が気に入っているのはキッチンのカウンター。いつもここで晩酌をしています。

あと、この家では基本的に家具は造作で、ほぼ買っていません。以前の家から持ってきたものも殆どないです。
造作家具はおすすめですよ。空間がとてもすっきりします。
家具は大きめに造ってもらったので、使い切れずに空いている場所もあります。これから荷物が増えても、全然大丈夫。

中庭には池を造ってもらったのですが、これも僕が計画しました。亀と金魚を飼っています。
水の交換や掃除は大変なんですが、これも注文住宅ならではですね。

Q.これから家を建てる方に、アドバイスをお願いします。

「せっかく注文住宅を選んだのであれば、ゆっくり吟味して選んで行くのがいいと思います。
工期はかかりますが、慌てて建てるといいものはできないですから。ひとつひとつ相談しながら造り上げていける楽しみっていうのが、注文住宅の醍醐味ですからね。

でも予算の管理はきちんとしたほうがいいです。
僕の場合はそもそも予算を決めずに家づくりを始めたのですが、工事を進めていくなかで仕様を変更したり、追加したりしているうちに、だいぶ金額が大きくなってしまったので…(笑)


貴重なお話を、ありがとうございました!

特にお気に入りの場所を
教えてください

和室は家族全員のお気に入り。リビングが隣接していますが、和室で寛ぐことがほとんどだそう。間接照明が柔らかく灯る、落ち着いた空間です。

ご主人の晩酌などに活躍しているキッチンのカウンター。ワークトップの素材には木材を採用し、家事作業より食卓としての使用を想定したつくりになっています。

家具はほぼ全て造作としました。写真は子ども部屋のデスク。本棚は天井までの高さをめいっぱい使いました。白で統一したカラーリングと相まってよりすっきりと空間になじむよう作られています。

すっきりと見える極細の巾木を採用するなど、T様の建築のプロならではのこだわりにより、細部に至るまで丁寧にデザインされた空間もT様邸の特徴のひとつ。

担当スタッフ紹介

コンサルタント:原 正一

コンサルタント:原 正一

設計:山田 智子

設計:山田 智子

現場監督:松井 英二郎

現場監督:松井 英二郎

設計担当より

T様は、もともと建築関係のお仕事をされていらっしゃり、その為、プロの方とご一緒に家づくりをするという、貴重な経験となりました。
通常では議題にでないミリ単位のディテールの話や、細かい納まりの話などを重ねて造り上げて完成しました家は、非常に完成度の高いものとなりました。住宅レベルを超えたご要望もあり、色々と勉強をさせて頂き感謝しております。
また、そのような細かい納まりが多かった為、現場監督の松井、及び大工の飯村さんをはじめ、携わった職人の方々はとても大変だったと思いますが、最後まで丁寧な仕事をして頂き有難うございました。
T様邸を通じて、弊社の技術も向上した様に思えます。
貴重な機会を頂き、T様有難うございました。今後とも末永く宜しくお願い致します。

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