間口7 . 0 m 弱の敷地で採光と通風を確保するため、建物に対し中庭を斜め45 度に設定。斜めに取ることで、建物が細くなってしまう部分は頂点部分のみとなり、間口の狭さによる制約を受ける分を最も少なくすることが出来ます。
また、敷地の対角線上に視線の抜けを作ることで、空間に実際の面積以上の広がりが生まれました。
内装は白をベースにモノトーンでまとめ、明るくスタイリッシュに仕上げました。
制限のある土地でも広々と豊かに暮らせる、都市型の心地よい住まいです。
白を基調としたモノトーンのリビングダイニング。
光沢のある白い床に、キッチンと黒い鉄骨階段が引き締め役となり、モダンかつポップで軽やかな印象を強調しています。北欧家具の似合うシンプルな内装としました。
作業のしやすい対面型キッチンは、黒一色のシンプルなデザイン。
大容量の収納のほか、パントリーも併設し生活感を出さずに空間を美しく保てるよう、配慮されています。
TOM DIXON(トムディクソン)のペンダントライトが主役の、スタイリッシュなダイニングキッチンです。
階段を支える壁の裏手スペースを有効活用し、小さな洗面を設けました。
来客やお子さまなど、玄関から直接リビングダイニングに案内するときなどに便利です。
丸いミラーやボウルの形は空間のポップなイメージに沿うように選びました。
ビビットなイエローのクロスが鮮やかな子ども部屋。ルイスポールセンのカラフルなペンダントライトが良く似合います。海外風の心躍るポップなインテリアです。
各居室に至る二階の廊下です。
三角形の中庭に対し、45度の角度がついていることがここに立つと良く分かります。
二階もリビングダイニング同様、白を基調にまとめました。
白い大判タイルを敷いたモダンな玄関ホール。右手の黒いクロスが貼られた部分は、飾り棚になっています。
光の入りにくい玄関ですが、明るい内装とこだわりの装飾で、華やかな雰囲気を楽しめるように計画しました。
飛行船柄のクロスと、船内などで使われる工業用ランプを彷彿とさせるワイヤーのペンダントライトで、夢のある空間に仕上げました。来客をあっと言わせる、楽しいトイレです。
深いグレーのワントーンが潔くクールな印象の外観。
個性を主張しつつも、街並みに馴染むシンプルなデザインです。
間口はコンパクトですが、この奥には豊かな空間が広がっています。