I邸がある場所は、たくさんの緑で囲まれた、空気の澄んだ爽やかな高台です。この立地を生かし、自然を感じられる開放的な家というのがI様のご希望でした。白を基調にした、随所にこだわりが行き届いた家は、一階に居住スペースを設け、二階にワンフロアのLDKを配置。さらにリビングとひとつづきになるようにウッドデッキを設えました。お施主様のご趣味であるクルーザーのデッキをイメージしたこの社交スペースは、二階に配置されたことで周囲の目を気にしなくて済む上、周辺の木々を愛でることができる、開放的な空間となっています。
LDK・バスルームとひとつづきになったウッドデッキ。昼は自然光に溢れ、夜は室内の明かりによってムードあふれる雰囲気に。周囲の木々や中庭のシマトネリコなど視界には常に緑が入ってくるので、落ち着いた時間の流れを優雅に感じることができます。社交的なお施主様のライフスタイルに合わせたプランとなりました。
LDKへと続く階段。二階まで真っ直ぐに伸びたシマトネリコの木を横目に見ながら、まるで光にいざなわれる様な明るい空間です。家のどこにいても常に光と緑を感じられる爽やかな家です。
存在感のあるグランドピアノとまっ白なタイルが純潔な空間を演出しています。造作の家具の色目を濃いブラウンにしたことで部屋全体が引き締められたり、また間接照明によって部屋が明るくなりすぎないように工夫されています。昼間は大きな窓によって差し込む太陽光が、この広いリビングダイニングを明るくそして暖かくしてくれます。