都心の閑静な住宅地に建つ、若いご夫婦が暮らす邸宅です。土地の高低差を生かし、スキップを効果的に取り入れた開放感あふれる住宅をデザインしました。LD 空間をひと続きの大きな空間とし、南に面した大開口より光と風を、東に面した大開口からは素晴らしい眺望を室内に取り入れています。光と風と緑を存分に楽しむことの出来る住まいに仕上がっています。
白、ブラウン、ネイビーの配色が住宅地の中で存在感を主張する、モダンな外観デザイン。元々敷地にあった樹木はそのまま生かし、邸宅のファサードに彩りを添えています。
二面に渡る大きな窓から、光と風と緑をいつでも楽しむことのできる、気持ちのいいリビングダイニングです。大空間はいくつかの段差やルーバーで分離され、玄関からリビング、ダイニングへとそれぞれの機能を明確にしています。階段に設けた鉄骨の手すりがアクセント。
空間の差し色となるブルーのペニンシュラキッチン。
三つ並んだ照明が個性的で目を引きます。
こちらも大きな開口部に面し、すぐ隣に美しい緑をのぞむことができます。
リビングとダイニング、キッチンはひと続きの大空間。仕切りを設けずにスキップでゾーニングしたことで、大開口からの光と風は遮られることなく、室内の隅々まで届きます。窓の外の緑が目を和ませてくれます。
明るい階段ホール。横長のスリット窓と梁が、奥行を感じさせます。
ロフトのついた、高天井の寝室にはシーリングファンを設けました。手前の梁と相まって、レトロな味わいのある雰囲気です。
各階のトイレには小さな手洗いを設け、それぞれ異なる雰囲気の演出を施しました。こちらはアンティーク調のミラーが可愛らしい印象。