単世帯から二世帯へ バルコニーと繋がる家戸建東京都
東京都府中市N邸
- 概要
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- 所在地:東京都府中市
- 物件種別:戸建
- 築年数:20年
- 家族構成:夫婦・子ども
子供が独立し空き部屋となった2階部分を有効に活用したい、というご要望からスタートしたプロジェクト。家族4人の邸宅から、1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅へと形を変えました。
ご希望であった「リビングとバルコニーが広く繋がる空間」を実現するため、構造を見直し、補強梁や耐力壁増加等により耐震性を向上。柱のない広々としたリビング空間を実現しています。
また、リビングとバルコニーの床を無垢材で統一することで内外の一体感を演出しました。
7部屋あった元の間取りを3LDKに変更し、水回りも新たに配置。
新たな家族の思い出を生み出す、心地よい住まいに生まれ変わりました。
和室が並ぶ二階は、壁や建具をなくしてひとつの大空間に。
バルコニーにつながる、抜けのよいLDKになりました。
バルコニーに沿ってL字に並ぶリビングとダイニング。
自然光があふれる、開放的で心地よい場所です。
機能・デザインともに奥さまが検討を重ねたアイランドキッチン。家具のような素材が空間に調和しています。
ルーバーやキッチンに木を用いた、温かみのある空間です。
リビングの上は折り上げ天井とし、高さと開放感を演出しました。
以前は居室によって細かく区切られていた廊下は、階段スペースに。
既存の家の筋交を1本残しアクセントにしています。
階段の脇に設けたスタディスペースは、施工中に設計と現場監督のアイディアによって生まれました。
邸宅全体のテーマカラーは青と緑。
木との相性もよく、若々しい雰囲気にまとまっています。
お手洗いには寝室と色違いの、洗面室にはモザイクタイルを壁に採り入れ、鮮やかに仕上げた水廻り。
ボウルやミラーもすべて空間に合わせて新しいものに変更しました。